IMTMサービスは、ディーラーが算出する推定される当初証拠金(IM)エクスポージャーを、IMクレジット・サポート・アネッ クス(CSA)の交渉や運用上の準備の負担なしに予想されるIM閾値と比較し追跡できるようにします。

規制ガイドラインについて

各国の規制当局が従っているバーゼル銀行監督委員会(BCBS)及び証券監督者国際機構(IOSCO)からのガイダンスによ ると、非清算マージンルール(UMR)の対象企業は、取引先に対するIM閾値の5,000万ユーロをすぐに超えない場合、法的 文書、カストディアン、及び、運用上の整備を遅らせることができます。しかし、これらのIMフェーズ5及び6の会社は、IM額 を自身で計算できない場合、当初証拠金を動かし始める必要性をどのようにして知るのでしょうか。

AcadiaSoft IMTMサービスの紹介

AcadiaPlus Risk Suite サービスの一部、IMTMサービスは、規制の変化とクライアントのフィードバックに直接応えるかたちで 開発されました。IMフェーズ5及び6の企業には、稼働時にすぐに当初証拠金を動かすディーラーとの関係もありますが、そうで ない場合もあります。AcadiaSoftは、時間と費用を節約いただくべく、既存サービスに手を加え、規制下で可能な限りドキュメ ンテーションと運用負荷を遅らせたいIMフェーズ5及び6の企業をサポートします。規制は、相手方との5,000万ユーロのIM閾値 を上回った企業に対しては、猶予期間を延長しないため、CSAを再発行するための十分な時間を確保するための早期警告メカニ ズムが必要になることに注意することが重要です。

一部の規制当局は現在、取引相手と事前の条項合意を要求しています。AcadiaSoftは、IM閾値監視機能を拡張、この監視用の 条項文書 (Term Sheet) をデジタルで保存し、規制に準拠できるようにいたします。

IMフェーズ1、2、3、及び4の企業は、AcadiaSoftへの既存データフィードを、IMフェーズ5及び6の企業に対する現在の変動証 拠金ポートフォリオを参照するIMエクスポージャーの予測値で補完できます。自身が証拠金を動かしているかに拘らず、規制適 用対象の全取引相手関係に渡り、IMエクスポージャーの一元管理を提供いたします。IM閾値監視サービスは、閾値を追尾する ために、便利で一元化されたツールに必要な重要データをお客様に提供し、コンプライアンスと取引の継続性を保証いたしま す。

主な特徴

• 全ての取引関係について、相手方とのIMエクスポージャーの一元管理を提供いたします。
• IM規制の対象だが、IMフェーズ5または6の開始日まで証拠金移動の予定がないクライアントに最適です。
• フェーズ1、2、3、及び4の企業は、その顧客に代わり、AcadiaSoftを介してIM閾値の計算と監視を有効にできます。
• 必要に応じて、監視用の条項文書 (Term Sheet)、または、ISDAの閾値監視向けサイドレターを使用し、IM閾値額とそ の他の主要な条項を事前合意します。

主な特徴

• 新規制当初証拠金を動かす必要時期がわかるまで運用準備を遅らせることができるため、お客様の時間とコストを節 約できます。無料のベーシック・バージョンのサービスでは、フェーズ5及び6の企業は、ディーラーが計算するグループ レベルと契約レベルのIMエクスポージャー、並びに、閾値に到達するまでアラートを受けられます。
• 主要な条項の事前合意と、閾値に抵触した際のアクションの設定をします。
• IMTMプレミアム・バージョンでは、フェーズ5及び6の企業に、ディーラーが提出したIMエクスポージャーへの手動ダウ ンロード、SFTP、APIアクセス、IMエクスポージャー計算に含まれる取引へのUIアクセス(但し、感応度は含まない)を 提供します。
• 手動でディーラー情報を取得するのではなく、IMエクスポージャーの効率的で一元的な情報をお客様に提供いたしま す。
• 両当事者に対する閾値の違反アラートは、API、SFTP、または電子メールを介して通知されます。